選手エントリーいよいよ6月1日から!
概要
「斬られずに斬る」―流派や会派の垣根を越えて居合道最強を競う『オープントーナメント第9回全日本居合道 自由組太刀 選手権大会』が、7月12 日(土)に東京墨田区ひがしんアリーナ サブアリーナで開催されます。収容人数500人を誇る会場で、全国から頂点を目指す剣士たちが集結します。エントリー受付は6月1日(日)から開始予定です。
サムライが学んだ刀を使う武道「居合(いあい)」の大会は、これまで形の美しさを競うものだけでした。
一般の方が見てもなぜ勝ったか、なぜ負けたかがわからないという大会では、観客がいないのも仕方ありません。
これでは居合道の次代への継承が危ぶまれてしまいます。
340年の歴史を誇る古流の「無外流」を継承する国際居合道連盟鵬玉会(ほうぎょくかい)は、その居合を次代に継承し、発展させるために、流派の壁を越えて技術をぶつけ合う全日本大会を毎年夏に東京で開催してきました。
昨年度は舞台を墨田区ひがしんアリーナに移し、500名の観客が歓声を上げた様子は、レポートの動画でも確認できます。
この動画を見たフジテレビが、昨年度大会の決勝を新春特番の地上波で再現しませんか、というオファーが「サンドの禁断の一騎打ち」出演とつながりました。
令和7年の今年は、昨年小指骨折という状態のまま決勝まで駆け上がった箕輪選手のリベンジがなるか、鶴澤選手が狙う2連覇がなるか、または技術の進歩で他の選手が追随するのか、大波乱含みの大会です。
エントリー開始は、以下のURLで6月1日(日)午前9時から。
大会のOfficialトレイラーは
「斬られずに斬る!」国内外を問わない500人の観客
大会は、外国人にとって最もわかりやすい「居合道の勝負として、自分が斬られずに斬る。」という国際居合道連盟フルコンタクト居合ルールによる「自由組太刀」です。
誰でも目で見える勝負は、流派や所属組織の枠を超えて競い合うことができます。
一年のうち、たった一日だけサムライが激突する大会です。
ルールは「斬られずに斬る」
修練した居合の技術をぶつける大会ですから、禁じ手はほとんどありません。斬られずに斬るためには、様々な工夫が必要ですし、斬る部位は限定されていません。
まずは国際居合道連盟フルコンタクト居合ルールをご覧ください。
「会長談話) IIO(国際居合道連盟)フルコンタクト居合ルールをご覧いただけば、どんな流派も、もつれあうことなく鮮やかに居合の技術で戦うことができることがよくおわかりいただけるかと思います。
流派・会派の垣根を超え、居合道の発展と隆盛のために、志を一つにして手を携えることを願います」(鵬玉会 武田会長談)」
大会ルールはこちらから
エントリーの流れ
大会に出場すれば、自流の技を見せることになるため、各選手の流派・組織の長に出場の許可が必要です。
許可をいただき、ぜひ出場してください。
技術の攻防の中に、新たな発見があるでしょう。
出場申請をし、所属組織の許可を確認され、出場を認められた選手は参加のための諸費用を負担いただき、出場決定という流れです。
これが居合の大会の標準になる日が来る
事実上の標準になってしまったものを「デファクトスタンダード」と呼ぶビジネス用語があります。
きっと10 年後、この組太刀こそ居合の事実上の標準、デファクトスタンダードになるでしょう。少なくとも昨年度の大会会場にいた人たちの大歓声は「この自由組太刀こそ居合だ」と感じたからに違いありません。そのため、今年度からは大会名からは「自由組太刀」の文言を外し、これこそ居合だ、と「全日本居合道選手権大会」としています。
この理想に共鳴してくださる流派・会派の方の「第9 回全日本居合道選手権大会」へのご参加を歓迎いたします。
「斬 -ZAN-」とは
ZANという読みに、「Zenith Artistry of Nihonto Iai」という意味を込めました。
日本刀を使う居合の技術の芸術性、技術を極めた、たった一つの頂点を目指す大会です。
頂点は、大会を通じて一度も斬られなかった者。準優勝であっても、最後は斬られたのです。この大会は、剣の達人たちが集い、その卓越した技術と精神を競い合う場となります。伝統的な日本の居合と現代の競技精神を融合させたこの大会は、参加者だけでなく観客にも感動と興奮を提供します。
令和7 年5 月吉日
第9回全日本居合道 自由組太刀 選手権大会会長
国際居合道連盟鵬玉会会長 武田鵬玉
大会実行委員長 田中知博
大会実行委員会 安村凰玉 衛藤豊
【開催概要】
日時 2025 年7 月12 日(土)
場所 東京都墨田区ひがしんアリーナ サブアリーナ
主催 国際居合道連盟鵬玉会
クラス リトルジュニア(~小学3 年)/ジュニア(~小学6 年)/ユース(アンダー18)/マスターズ
(50 歳~)/新人戦(初めての大会参加 無級・級)/一般女子/一般男子
【国際居合道連盟 鵬玉会(ほうぎょくかい)について】
ミッション:無外流居合の普及・指導活動を通じ、武士道の醸成に貢献する
「日本を紹介する」というときに、アメリカのメジャー放送局でさえ日本の美しい刀を使うサムライの武道である「居合」を特集します。しかし、今や居合というかつてのサムライが学んだ素晴らしい武道は絶滅寸前です。それを継承し、そして残すだけではなく、日本人のアイデンティティとして普及していくことには、大きな責任があります。
340 年の歴史を誇る古流居合の無外流。その全国組織である国際居合道連盟鵬玉会では、この責任を果たすために5 歳からの少年少女への指導、大人の生涯の趣味として全国に広がり活動しています。
新選組三番隊隊長斎藤一を先輩に持つ私たちは、2023 年秋の京都では、くろ谷金戒光明寺(会津松平容保公が京都守護職として、1000 名の兵とともに駐留、新選組をお抱えになった名刹)から依頼を受け「秋の特別拝観 特別企画」で3 週間に渡り国内外含め延べ3,000 名を超える観光客の前で主演武を行いました。
国際居合道連盟 鵬玉会
会長 武田 鵬玉
〒111-0051 東京都台東区蔵前4-20-10 SCOP21 ビル3F
E-mail info@mugairyu.net
URL https://mugai.org/
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広報担当 安村凰玉
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